2000年に人気だった仕事といえば、何といってもIT業界です。
この時期は1990年代後半に誕生した楽天などのIT企業が、急成長した時代でありIT企業というだけで株が急騰するITバブルが発生しました。
こうした企業の経営者は20代から30代の青年実業家が中心であったため、多くの若者たちが自分も時代の波に乗ろうと、新しい技術であるインターネット関連の仕事に殺到したのです。
ITバブルは1年後の2001年に崩壊しましたが、その後もインターネット関連企業は若者に人気の就職先であり続けています。
これはIT業界が誕生当初に言われていたような虚業ではなく、インターネットが私たちの生活に必要不可欠なラインラインであることの証明といえます。