乗り物は乗っても、眺めても楽しいものです。
そんな乗り物を運転するのは、いったいどんな仕事なのでしょうか。
電車では運転室と乗客の座席は仕切られていますので、私たちはその運転の様子を見ることはできません。
電車の運転士は決められた宿泊所に泊まり、その夜は遊びに行ったりお酒を飲んだりしてはいけません。
翌朝の勤務に支障をきたさないためと、いざという時の待機のためです。
運転していなくても気を抜くことはできません。
電車運転士の仕事は形には残りません。
その分お客さんに安心して利用してもらえるよう働くコツは、決められたことを時間通りに行うことが何より大切なことになります。
遅刻して1秒でも発車時間が遅れれば、それは恥だと思ってください。