速記者は、コンピューターの普及によって人の発言の記録が機械で簡単にできるようになってきたことから、配置を廃止する機関が続々と出てきています。
しかし、まったく需要がなくなったわけではなく、出版社や新聞社、速記専門会社などといった民間企業の一部で速記者の求人を出している所があります。
速記者として働くことができるようになるためには、速記の手法を覚えて関連する資格をとっておくのがコツといえるでしょう。
日本語の速記法にはたくさんの種類がありますが、いきなりすべて覚える必要はなく、頻繁に使用することが予想される方法から覚え始めると良いです。
ある程度マスターしたら、速記の普及などの活動を行っている公益社団法人が実施する速記技能検定に挑戦し、専門の知識や技能を持つと評価される1級の取得を目指しましょう。