機械の性能に重点を置く技術者とは異なり、インダストリアルデザイナーは、ユーザーが美しいと感じ、機能性を高めるデザインを行なうことが目的です。
そのため大学や専門学校の工業デザインコースで学び、製品メーカーやデザイン事務所などに就職することが一般的で、その道への夢を叶えるコツです。
従って工学部系のデザインを学ぶ学科や、美術系の大学を専攻することが近道となります。
その際、デザインや工学などの専門知識は学ばないとなりませんが、インダストリアルデザイナーになるのに必要な資格はありません。
しかし、インダストリアルデザイナーとして働くことを夢見る人は数多く、まずはインダストリアルデザイナー協会が主催する商品開発のためのプロダクトデザイナー検定に合格しておくことも、この世界で活躍していけるコツと言えるでしょう。