臨床心理士として働くためには、日本臨床心理士資格認定協会が指定する大学院を卒業する必要があります。
指定大学院には1種、2種、専門職の3つがあり、1種と専門職は大学院を修了することで、2種は大学院修了後に1年以上実務経験を積むことで受験資格を得られます。
入学試験は大学によって異なるため、臨床心理士になるためには大学選びがコツとなります。
心理学系の大学を卒業することは必須ではありませんが、大学院の入試科目のほとんどは英語と心理学関連の科目のため、心理学を学んでおくと有利になります。
資格試験では筆記試験のほかに口述面接試験も実施されるため、日ごろから相手への接し方や話し方などにも気をつかっておくと臨床心理士に一歩近づくことができるでしょう。