胚培養士とはエンブリオロジストとも呼ばれ、人工授精や体外受精、顕微授精を行ったり、融解や凍結、培養を行う人のことを指します。
国家資格ではなく、日本臨床エンブリオロジスト学会・一般社団法人日本卵子学会・一般社団法人日本生殖医学会が行っている試験に合格することで胚培養士を名乗ることが出来ます。
しかし、受験するには不妊治療を行っている医療現場で一年以上の実務経験、もしくは専門の養成機関に通うことで受験資格が得られます。
不妊治療が認知されるにつれて需要が高まってきていて、畜産や看護を学んで胚に関する知識やコツを持っている人が胚培養士になるというケースも増えてきています。
医学や生理学の他に統計学や倫理学の知識が必要になるので、胚培養士として働くためにはたくさん勉強する必要があります。